ソファや壁がボロボロ…?猫の爪とぎトラブルを防ぐしつけ方を紹介!

猫にまつわるトラブルで中でも被害が大きくなりやすいのが爪とぎに関するトラブル。子猫のうちからトレーニングしておかないと家中で爪とぎをしてしまい、壁やソファがボロボロなんてことも。今回ははじめての猫をお迎えする飼い主さんに向けて猫の爪とぎトラブルを防ぐ、上手なしつけの方法をお伝えします!ぜひ参考にしてください!
 

目次

  1. 爪とぎ用品は種類が豊富、複数用意して猫の好みを探ろう!

  2. 爪とぎ用品は設置場所が重要!猫がよくいる場所を見抜こう!

  3. しつけの基本、猫は褒めて伸びるタイプ!

  4. 間違っても怒っちゃダメ!静かに誘導してあげよう!

  5. どうしてもうまくいかない時は…?


  1. 爪とぎ用品は種類が豊富、複数用意して猫の好みを探ろう!

実は猫の爪とぎ用品にはたくさんの種類があります。例えば、床に置くタイプの湾曲したボードや、壁に貼ったり立てかけたりするタイプのボード、キャットタワーにも採用される麻巻きのポールなどがペットショップなどでもよく見かけるのではないでしょうか。ですが、これらの商品もすべての猫の好みに合っているわけではなく、猫によっては使ってくれないこともしばしば、最初はいくつかのタイプを用意してあげて特に感触が良さそうなものを複数用意してあげましょう!

  1. 爪とぎ用品は設置場所が重要!猫がよくいる場所を見抜こう!

基本的に猫の爪とぎ用品は猫ケージの中やリビング、キッチンの近くなど猫が良くいる場所に複数設置してあげることがおすすめです。猫の爪とぎは本能的なもの、突発的に爪とぎを始めるケースが多く、必然的に猫が良くいる場所に設置した方が使ってもらえる可能性が高くなります。加えて、猫は飼い主さんに構って欲しい時のアピールでも爪とぎをすることがあります。仕事用のスペースやキッチンなど、飼い主さんが作業をするスペースの近くにもおいてあげるといいかもしれませんね。

  1. しつけの基本、猫は褒めて伸びるタイプ!

猫の爪とぎトレーニングで最も重要なことは爪とぎの成功体験を積ませてあげることです。猫が上手に爪とぎをできた時はたっぷり褒めてあげてください!スキンシップを増やしてあげたり、ご褒美をあげても良いですね。猫は褒めてもらうことで「やってもいいこと」を理解するようになります。爪とぎに限らず、トレーニングの基本は褒めて伸ばすことだと覚えておきましょう!

  1. 間違っても怒っちゃダメ!静かに誘導してあげよう!

一方で、トレーニングの最中やとっさの本能でソファや壁などで爪とぎをしてしまうことも…そんな時は静かに爪とぎをしていい場所まで誘導して、研ぎ終わったら褒めてあげましょう。猫は怒られると何に対して怒られているのかがわからず、爪とぎ自体や飼い主さんを怖がってしまったり、逆に構ってもらえるのだと勘違いして間違った爪研ぎがよりエスカレートしてしまったりします。猫の間違いは静かに誘導してあげましょう。
  1. どうしてもうまくいかない時は…?

さて、爪研ぎのトレーニングは猫にあったアイテムをを見つけてあげること、適切な場所に設置すること、褒めて伸ばすことが重要なことはお伝えしてきました。しかし、爪とぎのトレーニングは思った以上に難しく、これらをしっかりと守ってあげてもうまくいかないことは多いようです。そんな時は、猫の爪切りを試してあげたり、特に大切なものには爪とぎ防止のカバーなどを取り付けたりしてみましょう。猫と飼い主さんの幸せな生活を作るためには無理せず他の方法を試すことも重要です。

ワンポイント

猫の爪とぎ…悩ましい問題ですよね。私もはじめての猫をお迎えした時はトレーニングがうまくいかず、毎日のように壁やソファで爪とぎをされてしまっていたことを思い出します。その次にお迎えした際はケージの中で爪とぎができるようになって、キャットタワーでつっめとぎができるようになって、と段階的にトレーニングを進めていきました。今回の記事を参考に、みなさんの猫の爪研ぎトレーニングが少しでもうまくいくことを応援しています!